今回は、
【洗車をするのに覚えておくべきポイント3つ】
について紹介したいと思います。
- 免許とりたての方
- 初めてマイカーを所有した方
車に詳しい方には
「知ってるわ!」
というような内容かもしれませんが、
✔ 免許をとりたての方は
運転ができるようになったけど、
車についての知識はあまりない人が多いと思います。
✔ 初めてマイカーを所有した方は
その車に対して愛着もあると思いますし、
なにより気に入ったからその車を購入したはずです。
そんな方々は、
自分で洗車しようと思う方が多いと思います。
- 曇りの日か屋根下が好ましい
- 水はかけながら擦る
- 汚れはルーフから落とす
以上の3つになります。
なんとなく言ってることがわかるとは思いますが、1つずつもっと詳しく解説していきますね。
本題にいく前に超簡潔に自己紹介だけさせて頂きます。
ゆ〜じって何者?
岐阜県の暑いで有名なところで暮らしています。
2児のパパであり現役の自動車整備士です。
仕事で毎日のように洗車をしていて、
自分の車と妻の車も自宅で洗車をしています。
そんな現役自動車整備士が得た知識や経験したことをみなさんに共有したいと思い記事にしております。
自己紹介はここまでにしておきまーす!
もっと詳しいプロフィールはこちら。
それではまず1つ目の「天候は曇りが好ましい」を詳しく解説していきます。
洗車ポイント①:曇りの日か屋根下が好ましい
では、1つ目【曇りの日か屋根下が好ましい】について解説していきます。
そもそも雨が降っていたら洗車はしませんよね。笑
せっかく綺麗にしたのに雨に濡れると萎えます…(´・_・`)
ですので雨天は論外になります。
天候が曇りだと直射日光がないので、
水が乾く速さが炎天下で洗車するのと比べると遅くなります。
「水が乾く」というのは、
太陽の熱で車体の温度が急激に上昇し水が蒸発するということです。
水が速く乾いたらどうなるのか?
↑コレについては下記(太陽の下で洗車すると焼けます)で説明します。
中々曇りの日を狙って洗車するのは難しいと思いますが、曇りの日を狙うということは大切です。
「それでもいい!曇りじゃないけど洗車がしたい!」
そんな時に屋根下!
屋根下で洗車することです。
直射日光を避けることで車体の温度が上昇するのを和らげ、水が乾く速さを抑えることができます。
- 炎天下で洗車するとどうなるの?
- 水が速く乾くとどうなっちゃうの?
これらを次で解説していきます。
太陽の下で洗車すると焼けます
自宅に屋根がなくて、泣く泣く炎天下で洗車している方もいると思います。
そういった方なら水が速く乾くことがどんな感じなのかわかるはずです。
夏の炎天下なんて洗車するべきじゃないです!
洗車するのが好きならいいですが無理にやることではないです。
もしも炎天下でやる場合は水分補給をこまめに摂りましょうね!
太陽の下で直射日光を浴びながら洗車するとどうなるのか?
それは…
「ウォータースポットができる」です。
これは車体にとってよくないことなんです。
ウォータースポットというのは、
水滴が乾いた水滴の跡のことです。
ウォータースポットを除去する方法もありますがここでは割愛させて頂きます。
車が動かなくなるというようなことではありませんのでご安心を。
ウォータースポットは、洗車後に拭き取ったらすごく目立ちます。
見映えがよくありません。
さ!ら!に!
ウォータースポットを放っておくと取りにくくなります。
✔ 早めに除去するか
✔ ウォータースポットができないように洗車するか
どちらか2択しかありません。
ましてや、コーティングがしてある車だと
ウォータースポットができた時に除去すると
コーティングが取れてしまうことがあります。
先程2択しかないと言いましたが、後者で言った
ウォータースポットができないように洗車すれば対策できます。
具体的にどうするのか?ですが、
まず1つは上記で紹介した
「曇りの日か屋根下が好ましい」です。
なるべく曇っている時に洗車する。
もしくは、
屋根があるところで直射日光を避け洗車する。
これらが1つ目になります。
2つ目は、「水はなるべくかけながらやる」です。
次で詳しく解説していきます。
洗車ポイント②:水はかけながら擦る
それでは、2つ目【水をなるべくかけながらやる】についての解説をします。
洗車をする時どのようにやるか想像してみてください。
当たり前ですが、水を車にかけますよね?
水をかけてスポンジでこする。
その通りですが厳密に言うと違います。
注意すべきは「水をかけながら」です。
基本的に洗車をする時は両手を使います。
片方には水をかけるホース。
片方には汚れを落とすためスポンジ。
これが洗車の基本スタイルになります。
車のボディというのは、スポンジでこするだけで実は傷ついています。
細い小キズができちゃってるんですよ!
そこで、スポンジでこする箇所を常に水をかけ
流しておけば傷つけずに済みます。
是非とも「水をかけながらやる」を覚えておきましょう。
黒色の車は絶対に水をかけながら擦る
洗車は「水をかけながらやる」ということが
お分かりいただけたと思いますが、
黒色などの暗い色のボディの車を洗車する場合は
さらに気をつけなければなりません。
暗い色は太陽の熱をより吸収するため
ボディの熱が急激に上昇します。
水が蒸発するまでのスピードが段違いです。
ですので、暗い色のボディの場合は
必ず「水をかけながら」洗車をするようにしましょう。
洗車ポイント③:汚れはルーフから落とす
それでは、3つ目【汚れはルーフから落とす】
について解説していきます。
これは、簡単な話です。
重力の関係で水は常に下に流れていきますよね?
スポンジで汚れを落として水をかけていると常に下に流れていきます。
例えば、ドアを綺麗にしてからルーフの汚れを落とし水で流すとします。
当たり前ですが、下に流れていきます。
すると、ルーフに付着していた汚れが、
せっかく綺麗にしたドアなどに付着してしまいます。
そうすると、またドアをこすったり流したりと、
ものすごく効率が悪いし水道代も勿体ないです。
そこで、重力の関係で下に流れていくのを利用するんです!
ルーフを最初に綺麗する
↓
車の側面や前後を綺麗にする
このようにすることで無駄な動きがなく効率がいいです。
是非とも「汚れはルーフから落とす」意識してやってみてください。
ホイールも綺麗にすれば完璧
車体を綺麗にピカピカになると気持ちいいですよね!
けど、何か忘れていませんか?
そうです!
ホイールです。
せっかくボディを綺麗にしたのなら、ホイールも綺麗にしちゃいましょう。
ホイールは、ブレーキの鉄粉が付着して茶色く汚れています。
これは、どの車でもそうです。
あまりにも長い年月放っておくと、こすっても取れなくなってしまいます。
そうなる前に、洗車をする時には毎回ホイールを綺麗にしておくといいでしょう。
ホイールを綺麗にする時に注意点があります!
- 別のスポンジを使う
ボディをこする用のスポンジとは別で
ホイールをこするスポンジを使いましょう!
なぜかというと、ホイールをこすったスポンジで
ボディをこすってしまうと傷ついてしまうからです。
「白色など明るい色のボディなら大丈夫でしょ」
と、思われがちですがそんなことありません。
よーく見てみると傷ついてたりします。
念には念を!
傷つく前に防げる事は防いでおくのが吉です。
まとめ:洗車は月1でやれるといい
洗車をやるには体力使うので、中々重たい腰が上がらないですよね。
毎週とは言いません。
月に1回くらいは洗車できると車の状態も綺麗に保てます。
その月に1回の洗車の時に是非とも当記事を思い出して頂けると嬉しいです。
それでは、おさらいします!
- 雨の日か屋根下が好ましい
- 水をかけながら擦る
- ルーフから汚れを落とす
これら3つのポイントを抑えれることができれば完璧です!
免許取り立ての方や初めてマイカーを所有した方には是非覚えておいて頂きたいです。
ただ闇雲に
「擦って綺麗になればいいじゃん!」
っていう訳じゃないことがお分かり頂けたはずです。
車を大事に思うのであれば、なおさら上記3つのポイントを実践しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
See you again( ̄^ ̄)ゞ
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