愛車を運転しているときに経験がある人も多いはずです。
ブレーキ踏むと、、、「キーキー」と甲高い音。
いわゆる”ブレーキ鳴き”と言われる現象です。
キーキー音は、人間にとって不快な音です。
1度気になると、その先ずっと音が気になってしまいます。
車について詳しくない女性
このような人達に向けた記事になっております。
そんな中で、ある日突然ブレーキ踏むと
「キーキー」
と異音がしたら気になりますよね?
女性の方は、車について詳しい事を理解してる人は少ないと思います。
車好きの人は例外ですが、、、
多くの女性は詳しい事がわからないと思うので、
ある日突然キーキーと異音がしたら気になると思います。
- キーキー音の原因とその対処方法がわかる
- 同じ状況になっても次は不安にならない
- ブレーキについて知識を得る
以上の事が得られます。
記事後半にブレーキパッドの
交換目安も紹介しています。
ブレーキパッドは消耗品なので、
覚えておいて損はしませんよ( ´ ▽ ` )ノ
ゆ〜じって何者なの?
名前は【ゆ〜じ】といいます。
2級自動車整備士資格を取得後、
某カーディーラーにて5年勤務。
在職中に国家資格である
自動車検査員資格を取得。
ちなみに検査員とは、車検に通す自動車を検査する人のことをいいます。
その後、
民間の整備工場に転職し現在に至ります。
自動車整備士の道に進み始め
9年程の現役整備士です。
9年の間で得た知識と経験、ノウハウを発信することで誰かの役に立てると幸せです。
もっと詳しいプロフィールはこちらから
ブレーキ踏むとキーキー鳴る:フロントから鳴る
まず、大前提にブレーキ踏むとキーキー音が鳴るのは前側(フロント)の場合で解説しています。
後ろ側(リヤ)から鳴っている場合でも参考にはなりますが、リヤブレーキがキャリパーの場合に限ります。
原因は3つです
さっそくですが、
キーキー音の原因は3つあります。
- ブレーキパッドがペラペラ
- 小石が挟まってる
- ダストの大量発生
1つずつ解説していきます。
原因①:ブレーキパッドがペラペラ
ブレーキパッドというのは、車のスピードを落としたり、停止するのになくてはならない部品です。
ローターをブレーキパッドで挟むことで車のスピードを制御します。
ローターというのは、丸い円盤みたいなやつです。
ブレーキパッドは、ある一定ラインまで消耗すると音がなる作りになっています。
なにより先にブレーキパッドがどれくらい消耗しているのか確認しましょう。
▲△確認方法△▲
ホイールの隙間から見える場合がある
のでライトで照らしながら覗いてみましょう。
隙間から見えない場合は、
タイヤを外すしかありません。
安全の確保をしてくださいね。
走行に気をつけながら、速やかにカーショップに行きましょう。ブレーキパッドの交換は、分解整備になります。分解整備は、2級以上の整備士資格所持者でなければ作業ができないのです。
原因②:小石が挟まってる
って思うかもしれませんね。笑
原因②は、
僕が整備士として職務中に体験したことです。
過去に4〜5回は小石が異音の原因だったことがあります。
簡単に説明すると、走行中に砂利を巻き上げ、
キャリパー内部に小石が上手いこと入り込んでしまうというケースです。
そこまで頻繁に起こる現象ではないですが、
原因の一つとしては全然ありえます。
▲△確認方法△▲
タイヤを外し、キャリパーをよく見てみましょう。
どこかの隙間に小石が挟まっていないか確認します。
外したタイヤは、車の下に置き安全の確保をします。
外したタイヤは、車体の下に置きます。万が一車が落ちてきた時のために必ずやりましょう。小石をドライバーなどの先が尖った物で取り除きます。
最後に、タイヤなど元に戻してから試走行して音がなくなれば完了です。
原因③:ダストの大量発生
ダストとは、鉄粉のことを言います。
ブレーキパッドが擦り減るとダストが発生し、ブレーキパッド表面やキャリパー周りに溜まっていきます。
※ブレーキパッド表面とは、ローターと面しているほうのことです。
そのブレーキパッド表面には、溝があります。
溝はブレーキ鳴きを抑制するために施してあるのですが、溝にダストが溜まるとブレーキ鳴きを起こす原因になります。
▲△確認方法△▲
ホイールの隙間からキャリパー周りを覗き、茶色くダストで汚れているか見ます。
覗けない場合は、タイヤを外してします。この時も、外したタイヤは車の下に置きましょう。
ブレーキパッドを取り外して、エアーでダストを吹き飛ばします。
ですが、分解整備にあたるのでカーショップに依頼しましょう。
もしくは、この場合走行に問題なないため車検や点検の時まで乗り続けても良いでしょう。
車検や点検でカーショップに車を預けた時にブレーキ鳴きの件を依頼すればOKです。
寒い時期は鳴りやすい
ブレーキ鳴きというのは、冬など気温が低く寒い時期だと起こりやすいです。
ブレーキパッド表面が冷えきっているとブレーキ鳴きが起こる事が多々あります。
走行しているとブレーキパッド表面も温まり、ブレーキ鳴きが収まることがあるのです。
これは、実際に僕も愛車で経験したことがあるので信憑性あります。
一つ知識として、寒い時期だとブレーキ鳴きが起こりやすく、走行して温まると収まる。ということを覚えておきましょう!
ブレーキパッドの交換目安
消耗品のため交換目安というものがあります。
・人それぞれ走り方、ブレーキの使い方は様々なので一概には言えませんので、あくまでも目安です。ちなみに、どのメーカーや車種でもこの目安を参考にしましょう。
・4万kmに近いもしくは超えている場合、ブレーキパッドを確認しましょう。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
ブレーキ踏むとキーキーうるさい!異音の原因について解説でした。
原因は↓
- ブレーキパッドがペラペラ
- 小石が挟まってる
- ダストの大量発生
以上の3つです。
キーキー音は、とても不快な音ですよね。
それに、1度気になると
その先ずっと気になってしまう始末。
早めに対処して不快な音から脱却しましょう!
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