いきなりですが、バッテリー上がりで考えられる原因は主に3つです。
✔︎ ライトのつけっぱなし
✔︎ バッテリーの寿命
✔︎ オルタネーターの故障
さっそく結論を言いましたが、
後ほど詳しく解説するのと対処法についても紹介します。
バッテリー上がりというのは、
色んな状況で起こりうるトラブルの1つです。
・買い物から帰るとき
・コインパーキングから出るとき
・車通勤するとき
急にやって来るトラブルほど怖いものはありません。
落ち着いて対処できるようしていきましょう!!
車などのメカニック的なことが苦手な人でも、
なるべく伝わりやすいようにまとめてるのでご安心を。
✔︎ 記事の内容
- バッテリー上がりの症状
- バッテリー上がりの原因
- バッテリー上がりの対処法
✔︎ 記事の信頼性
自動車整備士として9年間勤めてきた中で「バッテリー上がり」というトラブルは何度も対応してきました。
その経験を基に、原因と対処法を紹介します。
原因について触れる前に軽くおさらいです。
バッテリー上がりの症状
バッテリー上がりの症状をご説明します。
いま一度確認してみてください。
エンジンがかからない
・プッシュスタートや鍵を回してもエンジンがかからない。
「カチッ」と音がするだけで、セルモーターの「キュルキュル」という音すらしない。
この場合、間違いなくバッテリー上がりです。
「スマートキー」と呼ばれる、ボタンやドアハンドルを握るとドアロックが解除されるものだと、バッテリーが上がっていれば反応しないためドアを開けられません。
そんなときは、スマートキーからメカニカルキー(鍵)を取り出し、鍵穴にキーを挿してドアロックを解除します。
セルモーターが弱々しい
・エンジンはかかろうとする。けど、弱々しい。
エンジンをかけるとき「キュルキュル」という音がします。
この音が鳴ってるのが、セルモーターという”始動装置”になります。
バッテリーが上がると電力が足らず「キュル…キュル…」と、弱々しくなりエンジンがかからなくなります。
また、セルモーターが弱々しいけど、なんとかエンジンはかかる。
こういう場合は「セルモーターの故障」もしくは「バッテリーの寿命」が考えられます。
イグニッションONにすらならない
イグニッションONにしても、メーターが点かない。
イグニッションをONにするとメーターの警告灯などが点灯し、ナビなども起動します。
バッテリーが完全に上がっていると、電気系統のものが一切反応しなくなります。
バッテリー上がりの主な原因は3つ
冒頭ですでに伝えましたが、バッテリー上がりの主な原因は3つです。
とてもシンプルなことなので、ぜひ覚えておきましょう。
原因①:ライトの点けっぱなし
✔ ヘッドライトやルームランプの点けっぱなし。
1,駐車して家の鍵をカバンから取り出す際、ルームランプを点ける。
2,消したつもりでそのまま降車。
3,翌日、車に乗ろうとしたらバッテリー上がり。
このように、ライトを点けっぱなしにしたことによって電気が放電し、バッテリー上がりは起こります。
原因②:バッテリーの寿命
✔ バッテリーの使用年数の超過。
使用年数が経過してくると、バッテリーも劣化し性能も低下します。
オイル交換などと同様に、バッテリーにも交換時期があります。
目安ですが、車種問わずバッテリーの交換時期はおよそ3〜4年と言われています。
「バッテリーの寿命」が原因でバッテリー上がりするということは、4年以上経過している可能性があります。
そもそも、使用年数がかなり経過してくると、バッテリー上がりを起こす前に必ず『前触れ』があります。
前触れというのは、、、
【エンジンのかかりが悪くなる】です。
ですので、エンジンのかかりが悪いな〜と感じたら、愛車のバッテリーの使用年数が何年なのか?
一度確認してみてください。
そうすることで、バッテリー上がりも予防できます。
③オルタネーターの故障
✔ 発電機である、オルタネーターの故障。
詳しくは割愛しますが、簡単に説明すると
エンジンがかかってる間にオルタネーターが発電し、バッテリーを充電してくれます。
オルタネーターが故障し発電しなくなると、バッテリーの電気を使ういっぽうになってしまいます。
そして、バッテリーが弱まり最終的にエンジンをかけるほどの電力が足らず、エンジンがかからなくなります。
※オルタネーターの故障は、プロに任せるしかありません。ご自分でやるには危険ですので必ず車屋さんに依頼しましょう。
バッテリー上がりの対処法は3パターン
バッテリー上がりをしてしまったときの対処法は、主に3パターン。
- ジャンプスターターを使う
- 救援車でエンジンをかける
- ロードサービスを呼ぶ
詳しく見ていきましょう!!
①ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターがあれば、エンジンをかけることができます。
ジャンプスターターは、もしものときに備えて車に載せておくと安心です。
色んな製品がある中で、こちらのジャンプスターターが個人的に特におすすめ。
✔ 事前充電不要
✔ 長寿命
✔ 24ヶ月保証付き
これら3つがおすすめの理由です。
使用方法に関しては、至ってシンプルですが
「注意点」もあるので詳しくは商品ページにてご確認ください。
②救援車でエンジンをかける
「➕ケーブル」と「➖のケーブル」を救援車に繋げてエンジンをかけることができます。
これには、ブースターケーブルというものが必要になります。
詳しいやり方は、JAFの公式サイトがわかりやすいです。
③ロードサービスを呼ぶ
自動車保険に加入していれば、ロードサービスを利用することができます。
プロが迅速に駆けつけてくれるので、もしものときに備えて、連絡先を確認しておきましょう。
バッテリー上がりの原因と対処法のまとめ
バッテリー上がりで考えられる原因は以下の3つ。
✔︎ ライトのつけっぱなし
✔︎ バッテリーの寿命
✔︎ オルタネーターの故障
バッテリー上がりの対処法はこちら
✔ ジャンプスターターを使う
✔ 救援車でエンジンをかける
✔ ロードサービスを呼ぶ
原因と対処法さえわかっていれば、もしもバッテリー上がりしてしまっても落ち着いて対応することができます。
あとは、ご自分の車のバッテリー交換時期がいつなのか。
前もって確認し、できる予防はしておきましょう!
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